お正月の行事あれこれ

お正月飾りで歳神様をお迎えしましょう

年末は大掃除 イメージ

お正月には、家にさまざまなお飾りをします。この飾り物にはそれぞれに意味があることをご存知ですか。例えば、門松は歳神様が降りてくる時の目印になり、しめ飾りは神様を祀る清らかな場所を示すもの、そして鏡餅は新しい年の命の象徴といった意味があります。年末までに時間をかけて家の中や外側をキレイにし、お正月を迎える準備をするのも、そうした意味があるからです。

ご来光を眺める

年が明けて初めて昇る太陽が、初日の出です。山や海など眺めのいい場所に行き、初日の出を見るのを年中行事にしている人も多くいます。なかでも高い山の頂上から眺める初日の出は「ご来光」と呼ばれ、特別にありがたいものとしています。

初夢は二日に見る夢

初夢は新年初めて見る夢のことですが、今では二日に見る夢になっています。古来、歳神様を迎えるため、大みそかの日には眠らずに元旦を迎えており、元旦の夜に見る夢が初夢でした。それがのちに、仕事初めが二日に行われ、その日の夜に見る夢を初夢とされるようになりました。縁起がいい夢とされる「一富士、二鷹、三茄子」は、日本一高い山の富士山、鷹は「高い」に通じ、茄子は「ことを成す」として、高い志を達成するという言葉がけです。また七福神を乗せた宝船を枕の下に入れると、いい夢を見られるという言い伝えもあります。

おとそとおせちを歳神様といっしょにいただく

おせち イメージ

元旦は家族全員でお正月料理の膳を囲み、おとそを飲み、お雑煮を食べます。お正月料理の「おせち」は「お節供」を略したもので、季節の節目に食べる料理のことです。お正月は最も重要な節目の日で、重箱に詰めるのは「めでたさを重ねる」という意味があります。料理の品数も三、五、七といった奇数が、縁起がいいとされます。おせちにはいろいろな料理がありますが、特に「黒豆・数の子・ごまめ」がいいとされます。関西ではごまめの代わりにたたきごぼうをいただきます。
おとそは山椒、防風、桔梗、肉桂など芳香のいい薬草を、清酒やみりんに浸して調合したもので、「鬼気を払い、人魂を蘇らせる」という意味があります。 お雑煮は、年越しの夜に歳神様に供えたものを餅といっしょに煮て、神様と食べた儀式の名残りです。餅には、歳神様の魂が宿ると考えられています。お雑煮の味付けは、地域によってさまざまで、白みそ仕立て、すまし仕立て、ぜんざい風など地域色が豊かです。

バックナンバー